Vissi d'arte! 

ヴォーカルディレクターMajuのふわっと小咄エトセトラ

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今より少し歌が上手くなる効果的な自主トレ① 〜自分の声を聞き慣れる〜

  こんにちは。
  前記事までは音痴についてどうのこうのと書いてきましたが、今回からは”音痴ってほどではないんだけども、自分の歌はちょっとイケてないんだよな、、、”と悩む人にも役に立つ(かもしれない)記事を書いていこうと思います。
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  録音された自分の声を初めて聴いた時「ひゃー、なんて自分の声は、、、orz」と愕然とした事がある人は多いと思います。
  もしこの時に「俺の声、超イケてる!」って思えた人は、ラッキーです。そのまま我が道を進んで幸せになってください。笑

  自分の発した声というのは、口から出て外の空気を伝わってきた音(気導音)と、声帯で起きた振動が直接体内で骨を振動させて伝わってきた音(骨導音)が混ざって聞こえています。
  両耳を手で塞いで声を出すと、骨導音のみに近い音になります。そうして聞こえた声と耳を塞がずに聞いた声とでは、どのくらいの差を感じますか?その差と、録音された自分の声を聞いた時に感じた差とでは、どちらの差がより大きいと感じますか??
  録音された声は、耳を塞いで聞いた声よりもずっと別人の声ような気がする人が多いのではないでしょうか。

  「録音された自分の声を聞き慣れる」というのが、歌が今よりちょっと上手くなるための、実は大切な方法です。
  そして、"聞き慣れる"と言ってもただ自分の声を受け入れるというような事ではなく、聞き慣れた果てにリアルタイムで自分が発した声の気導音(口から出て外の空気を伝わってきた音)を聞き分けられるくらいまでになるのが目標です。

  この練習方法は、2段階あります。
  1段階目はひたすら自分の声を録音機器に録音して聞きます。この段階ではスマホ1台あればどこでも練習出来ます。
  2段階目はマイク、ヘッドホン、アンプ類といったちょっとした機材が必要になります。自分の声をマイク→アンプ→ヘッドホンで聞く事で、少し気導音に近い音がリアルタイムで聞き取りやすくなります。
  おひとり様カラオケにヘッドホンを持ち込んで練習してみるなどの方法が良いかもしれません。
もちろん、この時はリバーブなどのエフェクトは切った方が良いでしょう。

  自分が今どんな声を出しているのか?という意識を常に持つ事で、ヴォイストレーニングの効果なども大きく変わってきます。

  それでは、また!


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