Profile

 Maju

1976年生まれ 天秤座
岩手大学教育学部音楽科卒 声楽専攻
生涯学習音楽指導員
地域音楽コーディネーター
Magical Sound Bouquet メインディレクター
 Magical Sound Bouquet 公式HP

 バンドにハマって専攻科を移籍

 音楽経験など全くないまま大学に入学した当初は、教育心理学専攻を希望していました。ところが勧誘されて入部した軽音楽部ですっかりバンドにハマり、音楽の勉強をするために同じ大学内の教育学部音楽科声楽専攻に移籍することを決意。
 在学中からロックバンドのヴォーカル、シンセサイザー等を努め、卒業後は「音楽やるなら横浜でしょ!」という思い込みで上京(上横?)し、横浜や都内のライブハウス等で様々なジャンルのライブをおこなってきました。

ディレクターとしての実績

 20代前半から最大手ヴォーカルスクールのインストラクターとして約5年間、週に50人以上のレッスンを受け持ち、スクール、カルチャーセンター、劇団、芸能事務所などで指導した生徒の数は1000人を超えます。また、公立小中学校や博物館でのイベント等、生涯学習としての音楽指導にも携わり、2010年からは朗読家として手紙シアター朗読講師も務めています。

 2013年に当時大人気だったFoxドラマ「Glee」の影響でショークワイアチームMagical Sound Bouquetを立ち上げ、メインディレクターとしてプロデュース、イベント出演などをおこなっています。

ディレクションの信念

 高校時代までは音痴であることが自分自身最大のコンプレックスで、バンドのヴォーカルに憧れるも一歩踏み出すことができずにいました。その状況を克服した経験に基づき、音痴は必ず改善されるという信念を持ってディレクションしています。

主に、

・生理学的な観点から、身体の仕組みを理解して声を使いこなすことを意識した発声指導
・DTMやレコーディングの知識を生かして、マイク機材等を積極的に利用した楽曲指導
・バンドやアンサンブルにおけるヴォーカルの役割を意識したアプローチ指導
・朗読や演劇の経験を生かした歌唱表現力の指導

などに重点を置いています。

 その道のプロも通うディレクション

 クラシックを専門に学んだ音大卒業者、能や狂言など伝統芸能の師範代など、その道のプロが学びに来ることも多く、また、自分が出演した舞台で知り合った共演者がいつの間にか通っていることが多いのも特徴です。


Vocal Direction

ヴォーカルディレクションとは

 もとは、アーティストの方向性を示すという意味合いでレコーディングの業界でよく使われている言葉です。

 HEARTBEAT STUDIOは、以前はアマチュアバンドの自主制作レコーディングを請け負うレーベルとして活動していました。DTM(デスクトップミュージック)がまだそれほど普及していないころの話です。

 時代は変わり、今や誰でもスマートフォン一台で気軽に音楽制作が出来るようになり、自分の演奏をすぐに世に発表することも容易になりました。

 そんな中、立ちはだかるのが生演奏の技術や表現力の問題です。とりわけ、ヴォーカルはその技術や表現力を厳しく評価されやすい楽器です。

ほかの楽器と対等にセッションできてこそ

「ヴォーカリスト」

 ピアニストは、どの鍵盤を弾くとどんな音が出るのかを知っています。「よくわからないから適当に鍵盤を触ってジャーンって弾いてるよ」などと言っていたら演奏にはなりません。他の楽器の演奏者も然りです。

 でも、ヴォーカリストは?

 「よくわからないけど、とりあえず歌詞と音程が合ってればなんとかなるでしょ」と思われてはいませんか?そして「だからヴォーカルなんて誰にでもできるじゃん!」とも。

 あなたはそれで本当に満足ですか?

 より響く声や高い音はどのように出すのか? 人の心に届く表現とはどのようなものなのか? 声量のコントロール方法は?

 これら全ての疑問に答えるには、発声の仕組みを理解して、しっかりと自分の声と向き合う必要があります。そうなってはじめて、他の楽器と対等にセッションできる「ヴォーカリスト」であると言えるでしょう。

もっと自由に、声を使いこなす

 自由に使いこなせる楽器には、ジャンルの壁はありません。一台のピアノによってクラシック、ジャズ、ポップスなどの様々な音楽が奏でられるのと同じように、あなたの声には、あらゆるジャンルの音楽を表現できる可能性があるのです。

 HEARTBEAT STUDIOのヴォーカルディレクションは、声のトレーニングや技術向上に重点を置いた一般的なヴォーカルレッスンとは違い、自分の声を使いこなして、もっと積極的に音楽を続けるにはどうしたら良いか?ということを、ひとりひとりに合った方法で伝えています。


LIVE HEARTBEAT SUMMIT

 HEARTBEAT STUDIOでは、いわゆる“発表会”は行っていません。

 ディレクションを受ける全てのメンバーが音楽を楽しむアーティストであってほしいという想いから、生演奏にこだわり、出演者も来場者も盛り上がれるステージパフォーマンスを1から作り上げていくライブを企画しています。

Vol.1 - 2008年1月19日(土) 代々木cure*m

Vol.2 - 2011年11月13日(日) 三軒茶屋Grapefruit Moon

Vol.3 - 2013年12月8日(日) 三軒茶屋Grapefruit Moon