Maju

A professional singer and band leader, actor and director, is the owner of HEARTBEAT STUDIOs.

東北生まれのハマジェンヌ。
自分の最大のライバルはジャイアンだと信じて疑わないヴォーカリスト・ヴォーカルディレクター、および女優・朗読家。

記事一覧(8)

そもそも、なぜ音痴になるのか?③

こんにちは。ヴォーカルディレクターのMajuです。  幼児期〜思春期に音痴になってしまいがちな状況について、書いてきました。       前回までの記事はこちら→① ②  幼児期に音痴だと思い込み、思春期には無口になり、積極的に声を出す事を避ける生活を続けると、大人になる頃にはもうすっかり、発声に関わる筋肉群は硬化してしまいます。  身体の筋肉のどこかが極端に硬化している状態は、他の筋肉とのバランスも悪くなり、ストレスも溜まりやすくなっていきます。  そしてストレスを溜め込むと、心の状態にも影響してきます。  ストレスを溜め込んだ心の状態は、自分の成長や変化を受け入れにくくしてしまいます。  「自分は音痴だと思う人に、まずは試してほしいこと」の記事の中で、"血流改善のためにのんびり入浴鼻歌トレーニング"と、"寝る前ストレッチ"を試してみてくださいと書きましたが、それを読んで、「でも時間無いし、、」とか「だって身体が硬いのはなかなか改善しないし、、」という気持ちが生まれませんでしたか??  その気持ちは、自分の成長や変化を受け入れにくくしていると、思いませんか?  そして普段から、自分の成長や変化につながる様々な場面で、そういう気持ちを抱きがちになってはいませんか?  身体の筋肉のバランスが悪くなり、ストレスが溜まりやすくなり、自分の変化を受け入れにくくなり、、、音痴がどんどん熟成されていってしまうのです。  そして、あなたの年齢の分だけ年季の入った音痴が出来上がってしまいます。  でも、ひとたび自分の変化を受け入れる気持ちを取り戻すことが出来れば、比較的スムーズに音痴は改善されていくはずです。それでは、また!

そもそも、なぜ音痴になるのか?②

こんにちは。  ここ最近はやたらと音痴について書いております。ヴォーカルディレクターのMajuです。  幼児期の音痴は、発達の段階によるごく普通の状態であると、前回記事では書きました。    前回の記事はこちら→①  発達の段階によって音程がうまく取れず、まわりの友達と比べても自分は音痴だなと思ってしまったり、親によって音痴だと思い込まされてしまった子供は、だんだんと歌うことを避けるようになります。子供によっては、声そのものを出すことを遠慮して無口になってしまう子供もいます。  日常的に積極的に声を出すことが少なくなると、音程を取るためには十分に発達をしたはずの筋肉群や器官が、どんどん柔軟性を失っていきます。  思春期には周囲の様々なことが気になりはじめ、家族に対しては反抗期でますます無口になったりします。  思春期は身体的な二次性徴などとともに、豊かな表現を伴う声の発達(変声期など)もあるはずなのですが、そういった状況によって声の柔軟性はどんどん失われてしまうのです。  例外はもちろんありますが、音痴な人は無口な思春期を過ごしてきている場合が多いです。  発達段階においては音程が取れなくても気にせず天真爛漫に歌い、友達や家族と積極的に話したり笑い転げたりするような環境であれば、声の柔軟性は損なわれることなく次の成長段階へと進んでいけるはずです。  あなたの思春期を振り返ってみて、、自分の声にとってはどんな環境だったと思いますか?それでは、また!

そもそも、なぜ音痴になるのか?①

こんにちは。 前回まで、「自分は音痴だと思う人に、まずは試して欲しいこと」というテーマで記事を書いてきました。 「自分は音痴だと思う人に、まずは試して欲しいこと」まとめ 音痴な人の多くは血流が悪く身体が硬い傾向にある、、というものでしたが、そもそも、なぜ音痴になるのか?という事について今回は書いてみたいと思います。 子供の頃から音痴で、、とはよく聞きますが、実際のところ、先天的に生まれながら音痴な人は、おそらくいません。親も音痴だったから遺伝で音痴になった、と言う人もいますが、音痴は遺伝しません。 グーグル先生に、教えてお願いっ!と見てみると、「音痴の原因は幼少期からの環境による」と書いてあるサイトが多いです。 では、幼少期からの環境による原因とは、具体的にどういうものなのでしょうか? 幼児期の喉頭懸垂機構(声を出す仕組みの筋肉や器官)は、成長途中の身体の一部として考えるとまだ未発達な段階にあります。なのでその発達の段階によっては音程をコントロールするための声帯縁辺筋も未発達で、音程がうまく取れない状態だったりします。 小さな子供が音程をうまく取れないのは、発達の過程においてはごくごく当たり前のことなのです。 ところが、子供の発達の個人差はとても大きいので、自分の子供と同じ年齢でも音程が取れている子供がいるのを知ってしまうと、ウチの子は音痴だ、、、と思ってしまう親が多いのです。 私には5歳の娘がいますが、例外なく音痴です。 この子が生まれた時、音楽だけは外せないと考えて、生後3ヶ月から乳児向けリトミックに通い、1歳からは大手の音楽教室に通って音楽的な感性を育てることに努めてきましたが、それでも今はまだ、音痴です。笑 親の私はそれを全く心配してはいませんが、娘の友達の中にはもうしっかりとした音程で歌える子もいるので、それを聞いた娘が自分は音痴だと思い込まないように気を付けなくてはいけないと思っているところです。 幼児期の音痴は、発達の段階を妨げなければ、本来は自然と治ります。 現在ちょっと音痴な幼児のお子さんがいるお父様お母様は、ウチの子は音痴だと思い込まずに、身体と感性の健やかな発達を見守ってあげてください。 続く次回は、さらに成長してからの音痴について書こうと思います。 それでは、また!

自分は音痴だと思う人に、まずは試してほしいこと ③

  こんにちは。ご訪問ありがとうございます。  前回は、血流を改善して声のパフォーマンスを良くしましょう、ということについて書きました。お風呂でのんびりゆっくり、湯船に浸かって鼻歌を楽しんでいますか?  実は、お風呂は湿度も高く常に喉が潤った状態でいられるので、歌の練習をするのにはとても良い場所です。ご近所迷惑にならないのであれば、積極的に入浴鼻歌トレーニングを実践してもらいたいところです。              前回までの記事はこちら→ ① ②  さて、お風呂に入ってリラックスも出来たし、あとは寝るだけ、、の状態の時にさらにもうひとつ取り入れて欲しいのが、寝る前ストレッチです。「音痴な人はたいてい、身体が硬い!」と、前々回に書きました。  私の出会った中で最も顕著にこの状態なのは、実は私の夫です。笑  夫はバンドマンでギタリストですが、歌は絶対に歌いません。コーラスもしません。そして私達夫婦はデートでカラオケに行ったことがありません。  夫の行動をよくみていると、入浴はあまり湯船に浸かりたがらずシャワーで済ませる事が多く、一日中PCとにらめっこしているので肩こりがひどく、そしてとても身体が硬いです。  身体が硬いという状態は、身体の関節や器官の可動域が狭い状態とも言えます。  前回書いた中で、音程をコントロールする時に声帯縁辺筋が声帯を引き伸ばしたり厚くボテッとさせたりすると述べましたが、ここで器官の可動域が狭いと、存分に引き伸ばしたり縮めたりする事が出来なくなります。  つまり、うまく音程をコントロール出来ない=音痴になる、というわけです。  とは言ったものの、声帯縁辺筋周りの可動域を拡げるストレッチなんてどうやれば良いの??と思ってしまうと思います。  ピンポイントでその部分を鍛える方法もあるにはあるのですが、全身の筋肉や器官は繋がっているものなので、ピンポイントで鍛えても効果はわかりにくいのです。  もし現在ヴォイストレーニングなどを受けているのであれば、それと並行して寝る前のストレッチを心がけてみてください。  ヴォイストレーニングを受けた事がなくても、寝る前ストレッチをして少しづつ身体が柔らかくなると、あ、前よりちょっと声が出しやすいかも、、と感じる時が来るはずです。  身体がほぐれる事で損する事はないと思いますので、ぜひお試しください。  因みに、夫は音痴である事に全く支障を感じていないし痛いし面倒だからストレッチなんて嫌だ!と開き直っております。。。  それでは、また!

自分は音痴だと思う人に、まずは試してほしいこと ②

  こんにちは。ご訪問いただきありがとうございます。  前回、「音痴に悩む前に、あなたの身体はあるべき健やかな状態を保っていますか?」ということを書きました。  今日は、一見音痴とは関係ないような気がするけれども慢性的な身体の不調が音痴に影響しているのだという事について書いていこうと思います。      前回の記事はこちら→①  多くの人は、お風呂の湯船に浸かっている時に何気なく歌った鼻歌が「ちょっと声が出やすくていいカンジ〜♪」と感じた事があるのではないでしょうか。  湯船に入って身体が温まると、血流が良くなります。この"血流の良さ"が、声を出す事にとても影響します。  声を発声する仕組みの一部に、声帯と声帯縁辺筋というものがあります。  もちろん他にも輪状咽頭筋やら口蓋咽頭筋やらナンヤラカンヤラ、ややこしい名前の筋肉群などがあり、総じて喉頭懸垂機構というのですが、難しいことはさておいて。  声帯縁辺筋は文字通り粘膜である声帯の周りにあるのですが、音程をコントロールする時にはこの声帯縁辺筋が頑張っています。高い声を出す時には声帯を薄く引き伸ばすような形になり、低い声を出す時には厚くボテッとした形になります。  血流が悪いと、これらの筋肉の動きが鈍くなります。  スポーツの前には必ずウォーミングアップをしますが、これは身体を温めて(血流を良くして)怪我を防ぎ、パフォーマンスを良くするためにおこなう意味が大きいと思います。  声についても同じ事が言えます。血流が良い方がパフォーマンスが良くなるのです。音程をコントロールするための筋肉を動かす血流が鈍いという事は、音程が取りにくいという事になります。  慢性的に血流の悪い状態が続いていると、慢性的に音程が取りにくい状態が続くという事です。そして血流が悪いと肩こりや冷え性、便秘などの原因にもなります。  いつも入浴をシャワーですませていた人は、今夜からは湯船にしっかり浸かって少しでも肩こりや冷え性の改善をしましょう。そしてついでに気持ちよく鼻歌も歌っちゃいましょう。そして続きはまた次回へ。それでは、また!

自分は音痴だと思う人に、まずは試してほしいこと ①

  こんにちは、はじめまして。ヴォーカルディレクターのMajuと申します。  私は、横浜市鶴見区の自宅スタジオにてヴォイス&ヴォーカルのディレクション(トレーニング、レッスン)をおこなっています。日々レッスンにいらっしゃる生徒さんの声や歌についての問題点の解決に取り組む中で、発見した事や知っておくとちょっと良さそうと思う事などを、少しづつ書いていこうと思います。  自分は音痴だ、治したい!と考えた時、みなさんはまず何をしますか?一人カラオケで歌の練習をする、歌の教室を探す、あるいは自宅でトレーニングできる方法はないかとググってみる、、、などなど。  ”音痴” ”原因” ”治す方法”などのキーワードで検索すると、役に立ちそうな情報がたくさん出てきます。  運動性音痴・感受性音痴・リズム音痴の定義および特性などの専門的な知識や、具体的に「バケツをかぶって声を出してみる!」というような本当に自分でもできそうな練習方法などもたくさん公開されています。  それら専門的なことを私も今ここで最初に書くのも良いのですが、私がレッスンで出会った数々の音痴さん(自称含む)を見ていて、とくに気が付いた事があります。  音痴な人はたいてい、身体が硬い!のです。  さらに言うと、慢性の肩こり、冷え性、便秘などの症状を抱えている場合が多いです。「音痴に悩む前に、あなたの身体はあるべき健やかな状態を保っていますか?」  音痴は必ず治る、と、私自身の経験を踏まえても自信を持って言えます。  が、超短期的に音痴を治す方法は、おそらく存在しません。  時間をかけて少しづつ改善されていく中で、同時に身体を健やかにする事も心がけてほしいのです。  次回、慢性的な身体の不調と音痴の関係について書こうと思います。  それでは、また!